話したいだけなのか、会話をしたいのか、話を理解してほしいのか、話を聞いて理解して行動してほしいのか?

意外に?永遠のテーマだったりするかしら。

色んな場所で、色々な人の話を聞いていると、この人はどうしたいんだろう?と考えてしまう。

 

「言葉」という、 文明を手に入れた人類は、その時からきっと「言葉」に悩まされてきたのだろう。

特に、世界中の言語の中でも日本語は複雑な部類で、豊かな表現方法を持っている。

 

かく云う私も、相当のお話し好きなので、言葉の難しさを日々感じている。以下、本当に個人的な見解。

 

「おしゃべり」は、内容に関わらず「おしゃべり」なので、これはお互いに、話したいことを話したいだけ話せばよい。と思っている。

 相手が本当は聞いてなかろうが、理解してなかろうが、つじつまが合ってなかろうが、話したいことを話したい順序で、思いついたまま話す。

女子の特権なのではないかと思うくらい、楽しい!(^^)!

「ちょっと~!聞いてよぉ!」という、軽い強制・・・。から始まっても何ら問題はない。相槌あるのみ。

そして、相手のトーンダウンしかけた隙をねらって、

「そういえばさぁ!」攻撃。全く、前の話と関係ないことが多い。

けれど、「そう」というあたかも、相手の話に乗ったかのような副詞を用いてこちらの話を展開していく。

決定的な結論の全くいらない。お話を楽しむ「言葉」の乱打戦(^_^;)

 

伝えたい時には、伝えるための方法が必要。

 不特定多数に向かって話をする人は、また違うスキルと専門的な方法論を持っているのだと思うのだけれども…

 

私などは、特定の集まりに向かって話をすることが多いし、比較的友好的に聞いてもらえる体勢が整っていたりするのだけれど、それでも、

「わかってもらえたかな?」

「言葉の選択は間違ってなかっただろうか?」

と、不安や反省も多い。

 

仕事上では、長く事務員などをやっていると、電話対応や接客などでビジネスマナーなるものが多少身に付いてはいく。

電話で話すときは、普段より少しゆっくり、相手に合わせたトーンで話すと疎通がいきやすい。声は「笑声〈えごえ〉」が良い❗

これ良い言葉❗「笑声〈えごえ〉」❗ 

顔が見えないからって、ムスッとした顔では「笑声」はでない。

これだけで意外に?相手の方に受け入れられることも多い。

 

接客では、挨拶をしながら頭を下げない。とか、ファーストインパクトは大切。

その後の仕事をやり易くするかどうかがかかっているからね。

 

そして、プレゼンや説明会など、たくさんの人に話をするときは、やはり時間って大切。どんなに良い話でも、あまり長いと話したほどの成果は得られず、かえって逆効果だったり…。

逆の立場になれば簡単なんだけどね。

校長先生の話なぞ、短ければ短いほど有り難かったじゃない⁉

立場的に偉い人たちは、「話を理解して行動して」もらわなければならない。業務上だったり、安全上だったり、規律上だったり。

だからこそ、話術は磨くに限るし、ちゃんと勉強するべきだ。私のように、ちっとも聞かないで、屁理屈考えてる人も少なからずいるので。

はたまた、学校の先生も…生徒との距離感を縮めたいのか、流行り言葉を使う先生が私はあまり好きではない。

難しい日本語は、時に人を豊かに、楽しく、感動させることができる。言葉遊びも楽しいけれど、まずは正確な日本語で、伝える事を諦めてはダメだと思う、今日この頃である。